インプラントの埋め入れ手術では、患者さまの身体への負担を軽減し、安全・確実なインプラント治療のために様々な取り組みがされています。
一般的には局所麻酔(部分麻酔)を用いますが、患者さまの不安や恐怖心を軽減するために静脈内鎮静法という、静脈に鎮痛薬や向精神薬を投与し気分をリラックスさせウトウトとした状態を作る麻酔法あります。静脈内鎮静法では、脈拍・血圧・心電図などの全身管理を必要としますので、多くの場合、歯科麻酔医も立ち会います。
また、CTで撮影した画像を基にコンピュータで事前にシミュレーションをおこない、歯ぐきを切開せずに専用パンチを使って必要最小限の穴を空けてインプラントを埋め入れる手術法(ガイデットサージェリー)などもあります。
歯科医院により、取り入れている手術方法は異なりますので、事前に担当医とよく話し合いましょう。