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今回はインプラント治療が上手くいかなかった場合の相談先についてご紹介します。

インプラント治療が上手くいかなかった場合、まずは治療を行った歯科医院に相談しましょう。治療の過程を把握しているので、治療が上手くいっていない原因が特定しやすく、今後の方針も立てやすいでしょう。
治療した歯科医院には相談しにくい場合や、相談したものの納得のいく説明が得られなかった場合は、別の歯科医院でセカンドオピニオンを受けることもひとつの方法です。セカンドオピニオンとは、診断や治療について、別の医療機関に第二の意見を求めることで、詳しくは以前の動画でご紹介していますので、併せてご覧ください。セカンドオピニオンを積極的に受け入れている歯科医院などはHPに記載がありますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ただし、歯科医院やお口の中の状態によっては、元の歯科医院での治療が最善であると判断されることもあります。

セカンドオピニオンの結果、歯科医院側のミスや過失が原因であることが発覚し、法的な措置を考える場合には、弁護士に相談することになります。ただし、金銭的にも時間的にも負担が大きくなりますので、最終手段としてお考え下さい。また、国民生活センター、消費者センターにもインプラント治療に関するトラブルの相談が可能です。全国各地に配置されていますので、ご自身の居住地域に近いところに相談するといいでしょう。
このように、インプラント治療が上手くいかなかった場合の相談先はいくつかありますので、その時の状況や相談のしやすさによってお選びください。

相談後、インプラントのやり直しを行う場合には、費用について事前に確認してくださいね。例えば、最初に治療を行った歯科医院でやり直しをする場合、初回の費用は返金されるのか、やり直しの治療にかかる費用は患者負担なのか、保証が使えるのかなどの確認が必要です。

トラブル時の対応については、インプラント治療を行う前の治療同意書や契約書に記載がある場合がございます。事前に確認しましょう。
今回は、インプラント治療が上手くいかなかった場合の相談先についてご紹介しました。直接治療を行った歯科医院に相談するのが理想ですが、難しい場合もあると思います。歯科医師に相談しにくい場合には歯科助手や歯科衛生士、受付スタッフなどに相談してもいいでしょう。また、インプラント治療をお考えの方は、そういったトラブル時にも相談しやすい、信頼関係の築けそうな歯科医院を選択することをおすすめします。

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