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インプラント治療で必要となる治療に個人差がでる理由としては、あごの骨の状態が大きく関係しています。あごの骨の量や厚みが十分にあれば、そのままインプラントを埋め入れることができます。しかし、インプラントを埋め入れるための十分な骨の量や厚みがない場合には、骨を増やす処置から必要になります。その方法もいくつかあり、歯科医院や患者さまのお口の状態によって、適切な処置が行われます。
また、インプラントを埋め入れる本数や部位によっても、治療方針は異なるため、インプラント治療といっても患者さまごとに必要となる治療には個人差があります。

このように、治療内容に差がありますので、必然的に治療にかかる期間にも差が出てきます。さらに、インプラント治療はあごの骨と埋め入れたインプラント体が結合することで、安定した噛み心地となります。この結合には、3か月から6か月ほどかかります。結合期間を左右する要因としては、年齢や持病、喫煙習慣や治療部位などさまざまなものが挙げられます。結合にかかる期間の差も、全体の治療期間の差に大きく影響しています。

インプラント治療に必要な処置や治療期間に伴う受診回数の差によっても、治療費用には差が生じます。また、インプラント治療は自費診療となりますので、歯科医院ごとに治療費を設定することができます。これらのことから、インプラント治療にかかる費用は患者さまごとに異なります。

インプラント治療の予後に関しても、お口の中全体の状態や噛み合う歯、歯ぎしりなどの癖や好んで食べるもの、喫煙習慣など、患者さまひとりひとりの生活などによって異なります。
10年以上問題なく使える方もいますし、1年以内に欠けたり割れたり、インプラント周囲炎になってしまう方もいます。

このように、インプラント治療はさまざまな部分で個人差の大きな治療です。インプラント治療について調べていると、かなり幅のある表現になっていることが多いのはこのためです。また、そもそも治療が可能かどうか、またその難易度についても個人のお口やお体の状態によって異なります。治療をお考えの方は、まずはカウンセリングで検査を受け、ご自身のことについてもしっかりと伝えるようにしてくださいね。

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