総務省の予測によると30年後には3人に1人は65歳以上の高齢者になると言われています。
そんな中 最近サクセスフルエイジングという言葉をよく耳にします。
サクセスフルエイジングとは 一見ネガティブな印象をあたえがちな「老い」という言葉を覆し、「老年期において年をとっていくことを受け入れ、うまく加齢に適応して良き老後を迎えること、健康で幸せな老年期をおくること」としています。
その実現のためには 高齢になっても若いときと変わらず何でも食べられ 美味しいものを美味しいと思える喜びを一人でも多くの方にかみしめてもらい、心身ともに健康でいてもらうことがとても大切なことだと思っています。
近年、インプラント治療が脚光を浴び 当医院でも多くの方がインプラント治療を受けています。
歯を失ったため仕方なく義歯を装着していた方が 老後のQOL(ひとりひとりの人生の内容 の質や社会的にみた生活の質)の向上のためインプラントを入れる方が増えてきているのです。
たしかにインプラントは義歯に比べはるかに優れた面が多く、食生活のみならずひとりひとりに豊かな表情を与え 生活習慣にまで変化をもたらしてくれます。
しかし反面インプラント治療には大きな経済的負担とリスクを伴います。
私は皆様にインプラント治療になってしまうプロセスつまり抜歯に至ったことをもっと真剣に考えていただきたいと思っています。
そこで私が当医院で最も力を入れているのは予防です。
私の望みであり目標は 当医院を訪れる全ての方々の目的が予防であり、治療を必要とする患者様が居なくなることです。
皆様のサクセスフルエイジングのお手伝いをすること・・・それが私のライフワークだと思っています。