大西 祥文 先生
最終学歴:日本歯科大学卒業
卒業年度:1989年
私は、1本の歯だけを見ていたのでは、その患者さんの本質的な悩みは、なにもわからないし、解決しないと考えています。 その歯を通して、どんな苦痛があり、なにを悩んでいらっしゃるのか。そして、どういう希望をお持ちなのか。それらを把握し、改善することが、私の治療です。
歯の治療は、患者さんにとっては非常にわかりづらいものです。そのとき悪くなった1本のむし歯を樹脂でつめて応急処置をする。これで、とりあえずの痛みはなくなり、患者さんは満足できますが、根本的にはなにも変わらないことがあるのです。 別の歯が痛み出すこともあるでしょう。その時もまた、応急処置で済ませますか? そもそもの咬み合わせが原因で、さまざまな症状が出ていたとしたら?
ここを無視して、何度も患者さんを通わせていたのでは、歯科医の手抜きや策略と言われてもおかしくはありません。
私が治療しているのは、歯だけではなく、全身の健康です。 特に、最近では、保険治療で使われる、銀やパラジウムなどの金属が口の中で錆びてイオン化し、体に蓄積したり、又、口腔内で電流を起こしていることが、「関節の痛み、頭痛、首こり、肩こり」などの慢性的体調不良を起こしているということがわかってきました。これらの不快症状のある患者さんから金銀、パラジウム合金やアマルガムを除去し、金合金やセラミックスで処置をすると、体の不調が著しく改善した症例を、当院では数多く経験しています。
これら症例は、今後順次HPにアップしていく予定です。 先進国で歯科治療にパラジウム合金を使っているのは、日本だけです。 これからも、歯だけではなく、全身を、人間を見つめて治療にのぞむことが、私のつきすすむ道だと考えています。