山縣 聡介 先生
私の方針は、患者様の要望を伺い、できるだけ意向に沿った治療をすることです。例えば、抜歯が必要な場合でも、患者様の希望によっては半年でも1年でも長くご自身の歯を使っていただく治療法を選択しています。その際、「近い将来、抜くことになるかもしれませんよ」と事前に説明することも忘れません。
その1本を抜くことによって、入れ歯を作らなければならない場合もあるので、ご本人にとっては切実な問題だと考えています。もう一つ心がけているのは、老若男女誰に対しても優しく接することです。特に幼いお子様の診療では、最初に歯ブラシを使ってもらったり、お母様が治療するところを見てもらったりしながら、歯医者は怖いところではないと思ってもらえる工夫をしています。