松本 理 先生
最終学歴:大阪大学歯学部
卒業年度:1986年
歯の治療では元へ戻ることができない処置が多くあります。歯を削ること、神経をとること、歯を抜くこと、どれも一度やってしまったら元へは戻りません。
定められた教育を受け(歯学部)、定められた資格をとり(歯科医師)、定められた規則(健康保険)に従っているから、どこでも同じ治療が受けられると思われるかも知れませんが、現実はそれぞれが違う考え方のもと、違う器具・違う材料・違う内容の治療が行われています。同じ状態の歯でも歯科医院によって、削るか削らないか、神経を取るか取らないか、歯を抜くか抜かないか、入れ歯になるかならないか、など違うことがあります。
人が人に対して後戻りできない行為を任せるというのは、「大量生産された均一の完成品をどこで買うか」というようなものではありません。また相性もありますので、あなたには、あなたに合った「納得した上で治療が受けられ、結果にも納得できる」という歯科医院を見つけて選んでいただきたいと思います。