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【審美歯科治療】一度セラミックにした後でやり直すことのリスクをご紹介!

セラミック治療をやり直すケースには、セラミックが割れてしまったり土台となっている天然歯がむし歯になってしまったりといった、再度治療が必要となる場合と、色や形に納得がいかない場合があります。
しかし、歯科用の接着剤でしっかりと装着されたセラミックを外してやり直すにはリスクを伴いますので、是非最後までご覧ください。

セラミック治療をやり直すことのリスクひとつ目は歯の根っこにひびが入る可能性です。最初にセラミックを被せる前に、歯の神経を取る治療をしていた場合、コアと呼ばれる歯の土台を入れることがあります。
セラミック治療をやり直すときに、このコアも外してやり替える場合があります。コアを外す際に歯の根っこがひび割れてしまう可能性があります。ひびの向きや程度によっては抜歯となってしまうため、大きなリスクといえます。

ふたつ目は痛みを伴う場合があることです。
神経のある歯にセラミックが装着されている場合、土台となる歯の形状によってはやり直しの際に神経が刺激される場合があります。刺激が強いと、歯髄炎や知覚過敏を引き起こす可能性があります。また、土台となる歯の形を整えている際に神経が露出してしまったり、むし歯が神経まで到達してしまったりする場合は、神経を抜く必要が出てきてしまいます。

みっつ目は、治療費が高額となることです。保証がついていて条件も満たしている場合には治療費の負担が小さくなる可能性がありますが、保証などがない場合には全額負担となりますので、最初に治療したときと同様の治療費がかかります。
このようにセラミック治療をやり直すことには土台となる歯へのダメージとなるようなリスクがあります。

やり直しにならないために気を付けるべき点についてご紹介します。セラミックを被せた歯も、土台は天然歯であるためお手入れを怠るとむし歯や歯周病になってしまいます。土台となる歯のむし歯を治療するためにはセラミックを外す必要が出てきてしまうので、しっかりと日々の歯みがきと定期的な歯科医院でのクリーニングを受けるようにしましょう。

また、セラミックの形や色が気に入らずやり直しを希望される方もいらっしゃいます。こちらも同様にリスクを負いますので、治療開始前のカウンセリングが重要となります。ご自身のご希望と、歯科医師のアドバイスを元に、最終的なセラミックの見た目がご自身の歯と馴染むよう調整してください。
噛み合わせが合っておらず、セラミックに日常的に負担がかかっていると割れたり欠けたりするリスクが上がりますので、噛み合わせもしっかりと調整してもらうようにしてくださいね。

【審美歯科治療】一度セラミックにした後でやり直すことのリスクをご紹介!

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