インプラントを勧めない歯医者の方が信頼できる？｜ブログ｜国内初の歯科治療保証会社ガイドデント

インプラントを勧めない歯医者の方が信頼できる？

公開日:2023/09/28/最終更新日:2023/09/26

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今回は歯医者によって勧める治療法が異なる理由についてご紹介します。
インプラントを勧めない歯医者は患者のお財布事情を考えたいい歯医者、と
お考えの方もいらっしゃると思います。そんな方もぜひ最後までご覧ください。

インプラント治療は健康保険外の自費治療となるため、他の治療よりも高額となります。そのため、インプラント治療を勧められると歯科医院の利益のために勧められているのでは、と感じたり、インプラント治療を勧めてこない歯科医院のほうが信頼できると感じたりすることがあるかもしれません。
しかし、インプラント治療を勧めるかどうかで歯科医院の信頼度を判断するのはあまりおすすめしません。なぜ歯科医院によって勧められる治療法が異なるのかを知っておくことで、より良い歯科医院の選択に役立てていただければと思います。

インプラント治療を勧めない理由としては大きく分けて3つの理由があります。
ひとつ目は、お口の中の状態をみて、インプラント治療よりも他の治療法の方が適切と判断されたからです。あごの骨が足りずにインプラント治療が難しい場合や、持病や飲んでいるお薬から判断されることもあります。この場合は、無理にインプラント治療を行うよりも、他の治療法を選択した方が予後が良いと判断されているため、その点も併せて説明されることもあるかもしれません。

ふたつ目は、歯科医院の設備や診療科目からインプラント治療が難しい場合です。インプラント治療は、あごの骨にインプラント体を埋め入れる外科手術を伴うため、レントゲンだけでなく三次元で捉えることのできるCTでの撮影が必要となります。また、手術を行う環境やその他設備が整っている必要があるため、これらの設備がない場合にはインプラント治療を行うことが困難となります。
また、健康保険での治療を中心に行っている歯科医院では、健康保険外のインプラント治療は行っていないことがあります。こういった理由で、インプラント治療を勧めない場合もあります。

みっつ目は、インプラント治療を行う技術や知識がない場合です。インプラント治療は一般的なむし歯治療に比べ、高い専門性が求められる治療です。技術や経験がない場合は、インプラント治療ではなく自分の得意な分野での治療を勧める場合があります。

このように、インプラント治療を勧めない理由としてはいくつかありますが、患者にとってインプラント治療が最善であっても、ふたつ目やみっつ目の理由で勧めないこともありますので、一概にインプラント治療を勧めない歯科医院が信頼できるとは言い切れません。
ただし、インプラント治療を勧める歯科医院でも、他の治療法を一緒に提示してくれたり、インプラント治療のメリットだけでなくデメリットについてもしっかりと説明してくれる歯科医院を選ぶことが重要です。