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インプラント治療にも用いられる歯科用CTとは?

CTとは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)の略で、X線とコンピューターを用いて断層像を撮影する装置です。なかでも、特に歯科治療のために用いられる歯科用CTについてご紹介します。
従来のレントゲンでは、二次元の平面的な画像しか得られず、奥行きや厚みを把握することは難しいです。それに対し歯科用CTでは、あごの骨の厚みや深さなどを三次元的に把握することができます。

インプラント治療を行うには、インプラント体を埋め入れることができるだけの骨の厚みや量が必要です。
そのためCT検査によって骨の状態や血管や神経の位置などを把握することで、治療の精度や的確性を高めることができます。 CT検査は、インプラント治療だけでなく、歯列矯正や歯の根っこの治療である根管治療、親知らずの抜歯など、さまざまな歯科治療で用いられます。

これまででは歯茎を切開してみなければわからなかったようなこともCT検査で把握することができるため、治療前にさまざまなシミュレーションを行うことができ、安全性と正確性が高まります。
すべての治療にCT検査が必要なわけではありませんが、可能な限りトラブルの原因を取り除くために、CT検査を行える歯科医院を選ぶのもひとつかと思います。

CT検査の費用ですが、保険適応外ですと2万円前後かかります。ただし、一部の限られた症例では健康保険の適応となりますので、撮影前にご確認ください。
撮影はレントゲンを撮るときと同じような方法で、20秒もかからず撮影完了となります。
今回は歯科用CTについてご紹介しました。インプラント治療をはじめ、歯科治療をより安全に受けるため、是非参考にしてください。

インプラント治療にも用いられる歯科用CTとは?

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