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インプラント治療の費用、支払いのタイミングは?

インプラント治療に関する治療計画に基づき、治療にかかる費用の見積書が発行されます。内容をよく理解し、同意したら治療が開始されますが、治療費を支払うタイミングは歯科医院によってさまざまです。
今回はよくある3つのパターンをご紹介します。

ひとつ目は、治療を開始するタイミングです。
インプラント治療は、インプラント体をあごの骨に埋め入れる一次オペ、インプラント体と上部構造を繋ぐ役割であるアバットメントを装着する二次オペ、上部構造の装着の順に進んでいきます。この一次オペのタイミングで治療にかかる全ての費用を支払います。
そのため、その後の治療時には特にインプラント治療に関する費用は発生しません。ただし、追加での処置が必要となった場合には、その分の費用を追加で支払う場合もあります。

ふたつ目がインプラント治療が完了するタイミングです。
先ほどご説明した治療の流れでいうと、上部構造を装着するときにあたります。すべての治療が完了した段階で、それまでにかかった治療費をすべて支払います。こちらの場合も、治療を進めるうちに追加で必要な処置が発生すると、見積りで提示された金額と異なる場合があります。

みっつ目は、治療の進行にあわせての都度払いです。
一次オペを行った日には一次オペの費用、上部構造を装着した日には上部構造の費用、といったように都度支払いが発生します。歯科医院によって支払いのタイミングは異なりますので、事前に確認するようにしましょう。

また、治療の途中でお引越しなどのやむを得ない事情で転医をされる方もいらっしゃると思います。
先に全ての費用を支払っている場合、返金が可能かどうかは治療開始前に取り交わす治療同意書や契約書の内容によって異なります。歯科医院側でも、トラブルを避けるために、いかなる場合でも支払い後の返金には応じないといった項目を設けていることがあります。
治療同意書や契約書にサインしている場合は、その内容に同意したこととなりますので、返金を求めることが難しいです。
都度支払いをしている場合には特に大きな問題はありませんが、転医先の料金体系に準ずる形となりますので、最初に通院していた歯科医院での見積りよりも高額となる場合もあります。インプラント治療は自費治療ですので、転医先の料金でのお支払いとなります。

こういったトラブルを避けるためにも、もしお引越しなどの予定がある場合は、それまでに治療が完了するように開始するか、お引越しが完了してから治療を開始することで、治療途中での転医とならないよう調整することをおすすめします。
また、急なご事情での転院等もございますので、必ず同意書や契約書を確認し、記載がない場合は必ず歯科医院に確認しておきましょう。
今回はインプラント治療費用の支払いのタイミングと、転医する場合の注意点についてご紹介しました。

インプラント治療の費用、支払いのタイミングは?

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