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前歯にインプラント治療をするのは難しい?治療選択は慎重にしましょう!

前歯は、食べ物を噛み切る働きの他に、発音を助けたり、表情の一部となったりする役割を担っています。前歯を失ってしまった場合に、そのまま治療せずにいるとこれらの役割も果たすことができません。
上手く会話ができずにコミュニケーションが億劫になってしまったり、上手く相手に表情が伝わらなかったりする可能性があります。そのため、前歯を失った場合にはなるべく早急に治療を行うことが重要です。

ブリッジでの治療となると、失った歯の両隣りの歯を削る必要があり、またその部分に負担がかかってしまいます。
インプラント治療であれば、他の歯を削る必要はありませんし、審美性の高い治療を受けることができます。

しかし、前歯のインプラント治療は奥歯に比べ非常に難しいと言われています。なぜなら、前歯部分にあたるあごの骨は薄くて痩せやすいと言った特徴があるからです。
前歯は奥歯と違って、食べ物をすり潰すことがないため、大きな力がかかるわけではなく、骨も奥歯のような厚みはありません。そのため前歯を支えている骨は奥歯よりも薄く、インプラント手術の刺激によって骨が痩せてしまう可能性があります。骨が痩せてしまうと、埋め入れたインプラントが露出してしまう場合があり、見た目にも影響してしまいます。

また、骨が痩せてしまうと、それに伴い歯茎も下がってしまいます。こちらも、見た目にも影響してしまいます。
こういった、前歯の骨が薄いことや骨が溶けてしまう症状によって、前歯のインプラントは難易度が高いと言われています。歯科医院選びは慎重に行いましょう。

また、前歯のインプラントを検討する場合は、歯科医院選び以外にも、歯がない状態で放置しないよう注意してください。
歯がない状態で放置してしまうと、骨が痩せてしまい、インプラントができなくなる可能性があります。可能であれば抜歯となる前に治療方針を歯科医院でご相談するといいでしょう。
もし、あごの骨が足りずインプラント治療ができないと判断された場合でも、骨を増やす処置である骨造成を行うことでインプラント治療が可能となる場合があります。

前歯にインプラント治療をするのは難しい?治療選択は慎重にしましょう!

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