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奥歯をインプラントにすることのメリットとデメリットを紹介!

インプラント治療は、歯を失った部分を人工歯および人工歯根で補う治療法で、機能面とともに見た目の美しさが注目されています。
そのため、前歯に使われるイメージを持たれている方が多いかもしれません。しかし、実際に弊社の保証加入者のデータからは、奥歯の方がインプラント治療をされている件数が多いことがわかりました。今回は、奥歯にインプラント治療をすることのメリットとデメリットについてご紹介します。

奥歯にインプラント治療をすることのメリット、ひとつ目は、噛む機能の回復が見込めることです。インプラントはあごの骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯である上部構造を取り付けます。そのため、根のある天然歯と同じような使用感を得ることができます。
また、インプラントは多くの場合チタンでできており、チタンは生体親和性が高く骨と結合するため安定して使用することができます。
よって、奥歯でもしっかり噛めるようになり、残っている健康な歯への負担も軽減することができます。

奥歯にインプラント治療をすることのメリットふたつ目は、噛み合わせが整うことです。
奥歯は噛み合わせを安定させるために重要な役割を担っています。
そのため奥歯が失われてしまうと、噛む力に偏りが生まれてバランスが崩れてしまい、肩こりや頭痛、顔の表情のゆがみなどの原因になってしまう可能性があります。
インプラントによって奥歯を補え、噛み合わせを調整することで、お口の中全体の噛み合わせのバランスを整えることができます。

奥歯にインプラント治療をすることのメリットみっつ目は、発音がしやすくなることです。
奥歯を失うとそこから息が漏れてしまい、発音がしづらくなってしまいます。
入れ歯では会話の最中にずれてしまうこともありますが、インプラントは固定されているので、安心して会話を楽しむことができます。
このように、奥歯をインプラントにすることで得られるメリットは多くあります。

ここからは、反対に奥歯をインプラントにすることのデメリットをご紹介します。
ひとつ目は、インプラント周囲炎のリスクが伴うことです。
奥歯は歯ブラシが届きにくく、お手入れがしにくいため、汚れを落としきれずに細菌が繁殖してしまう可能性が高いです。細菌によりインプラントの周辺組織が炎症を起こし、インプラント周囲炎になってしまうと、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまいます。

ご自身でのケアが難しい奥歯にインプラントをされた場合はより定期的な歯科医院でのメインテナンスを心掛ける必要があります。
ふたつ目は、あごの骨が足りない場合に骨を増やす処置が必要になることです。骨を増やす処置を行う場合、通常のインプラント治療よりも時間や費用がかかります。
奥歯は、前歯に比べて力のかかりやすい箇所ですので、あごの骨が足りないと判断された場合、骨を増やす処置を受けなければ、インプラント治療ができなくなってしまいます。

奥歯をインプラントにすることのメリットとデメリットを紹介!

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